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準備書面(1)と同時に渡された準備書面(2)です。
サラ金は国家の役不足を補う公的役割を果たして来たそうです。

面白すぎます。

「3 過失相殺」 で不法行為を認めたようなものです。

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平成20年(ワ)第●●●●号損害賠償等請求事件
原告 管 理 職 夫
被告 (株)武富士
                        準備書面(2)
                                           平成20年11月6日
●●地方裁判所第2民事部B係御中

                                       被告(株)武富士訴訟代理人
                                        弁護士 大 森 勇 一

【貸金業規制法の施行と不法行為(架空請求)について】

 被告は準備書面(1)で、原告の不法行為(架空請求)の主張に理由がないことを稜々述べた。
 ところで、原告は被告の答弁書に対して、原告の準備書面(1)で神戸地裁以下の各裁判例を引用しながら、自らの主張する不法行為の成立についてその根拠にしょうとしているが、これら裁判例については、いわゆる貸金業法の施行前後における経過規定(同法附則6条1項)についての解釈等、特殊な問題点が存するのであって、これら問題点を一切周捨象した原告の主張は何ら理由のあるものとはいえない。
以下念のため、この貸金業法の経過規定に関して述べておくこととする。

 第1利息制限法を越える約定に基づき超過利息を受領すること、督促をすることしたことは違法ではない。以下に詳論する。


第2貸金業法施行日(昭和58年11月1日)以前について


1 同法附則6条1項について

(一)立法趣旨
 同条項は、施行日以前に締結された利息制限法を越える利率の約定に基づく施行日以後になされた約定利息債務の弁済への、法43条のみなし弁済規定の適用を排除するものである。
 その趣旨は、みなし弁済規定の適用に制限を加えることによって、同法施行前に締結した利息の契約に基づく利息を支払う借主の保護を図る点にある。

(二)適用要件
適用要件は、
(1)昭和58年11月1日以前に利息制限法を越える利息の約定をしたこと
(2)昭和58年11月1日以降に、上記約定に基づく利息としての弁済をしたことである。



2 同法附則の適用がある場合一不法行為の成否

 利息制限法を越える利,息の約定に基づき、利息の支払を請求し、これを収受した行為は、民法709条、710条の要件である違法行為を構成するか
 そもそも、利息制限法の立法趣旨は、契約自由の原則に基づく貸主、借主間の制限超過利息の約定の私法上の効力を否定することによって、借主をして、制限超過部分の債務を免れさせ、もって、その保護を図る点にある。
 このように、同法は、消極的に借主を保護するものであるから、その違反をもって、直ちに、民法709条等の要件たる違法性を基礎付けることを意図してはいない。
結局、民法709条の違法性の本質を検討する必要がある。
 思うに、民法709条の違法とは、同条の趣旨が社会に生じた損害の公平な分担を図るという点にあることから、加害者に対して、損害の賠償義務を課すことが、加害者・被害者間の公平確保の手段として適切であるとする事情をいう。
 そして、具体的には、被害法益の種類、加害行為の種類・態様、加害行為に対する社会の評価・さらに・本件は・金銭消費貸借契約における不法行為が問題とされていることから、借主が金銭借入を必要とした事情、借入の金額、弁済の経緯・態様、督促の経緯・態様などを総合的に考慮して、その全体が社会的に正当といえるか否かを決定すべきものである。
以上を本件について検討する。

(一) 被害法益
原告が被害を被ったと主張している法益は、利息制限法を越えて支払った金員(以下「過払金員」という)である。
 利息制限法を越える利率の約定自体は、原告も自己の自由意思に基づいて、契約内容を了解した上で締結したものである。
 したがって、過払金員は、原告の自由意思に基づいて発生したものである。

(二) 加害行為の種類・態様
 本件において被告が行った行為は、金融を欲する原告の申し込みに応じて、被告の内部貸付基準をクリアした金員を貸し渡すという、それ自体は何ら非難に値しない極めて正当な経済行為に他ならない。

(三) 加害行為に対する社会的評価
 昭和58年11月当時の、利息制限法を越える利息の約定をした上での金銭の貸借に対する社会の評価は、過払分、超過利息分の取得について、これを財産上の加害として、貸主に、賠償義務を負担させるべきというものではなかった。
 問題とされたのは、脅迫まがいの悪質な取立て行為にとどまる。

(四) 借主が金銭借入を必要とした事情
 また、原告が本件借入を決意した事情は不明であるが、推測すれば、自己の収入を無視した生活を送り、為に借入を余儀なくされたか、あるいは、原告本人の意思・支配の及ばない事情によって本件借入をするに至ったか、のいずれかであろう。
 前者であれば、もちろん、被告の行為は非難の対象にはなりえない。
 後者であっても、被告は、その事情の発生には、何らの関与もしてはいないのであるから、同様に非難の対象にはなりえない。
 むしろ、資本主義社会の生み出した経済的弱者の保護を図るべく、その人間に値する生存を保障することによって、個人の実質的自由・平等を実現し、もって、個人の尊厳を確保するという福祉主義の理念の下においては、国民の消費生活が独力にては立ち行かない状況に至った場合には、国家がその生活を援助するべきところ、その援助が充分でないところから、被告のような消費者金融業者が国家の援助不足を補うという公的な機能を果たしてきたのである。
 そして、無担保にて、金融を行う以上は、貸し倒れの危険性も相当に高度といえるから、貸付利率がある程度高率となることは、やむをえないものである。
 したがって、そこには、被告の行為が支持されこそすれ、違法と評価・非難される要素は、全くない。
 なるほど、原告は、借入を余儀なくした事情の発生自体には、被告の関与はないとしても、利息制限法を越える利息の約定により、その支払に窮して・他の金融業者からの借入をせざるを得なくなったとの反論が予想される。
 しかし、それは原告自身の問題である。すなわち、利息制限法を超える利率に基づき金銭の借り入れをする以上は、自己の収入と支出のバランス牽考えて、返済期間と月々の返済額を決定すべきものであるところ、その判断・決定に誤りがあったからこそ、そのようないわゆる多重債務を負担する結果になったのである。したがって、やはり、被告には、非難される要素はない。

(五) 弁済の経緯・態様、督促の経緯・態様
 原告は、毎月きちんと約定の利息・元金の分割金を支払ってきたし、被告としても、暴力や脅迫などの違法な取立てに及んだ事実はない。



3 過失相殺
 仮に、不法行為が成立するとしても、原告には、過失が存在した。
すなわち、昭和50年代初期頃から、一部の金融業者の執拗な取立の被害が社会問題となり、その際に、利息制限法違反の利息の約定の無効性も社会に周知されだしていたのである。
 したがって、原告にとっても、健全な社会常識を有している限りは、利息の約定の無効性を認識していたか、少なくとも、認識しえたといえる。
 そうであるならば、原告は、被告の約定に基づく利息の請求・そめ受領行為の前提として、利息約定の無効を認識し、あるいはその認識の可能性の下に、借り入れをし、支払をしたといえる。
 よって、損害の発生・拡大についての被害者の落度を斟酌することによって、損害の公平な分担を図るという過失相殺制度の趣旨が妥当するから、本件では、過失相殺が馨れるべきである。

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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様です。
昨日弁護士無料相談に行って参りました。5社総ての引き直し計算も終わり弁護士に任せる気持ちでしたが逆に此処まで準備をされたならば十分に貴方1人で裁判所出来ると勧められカンリショクさんと同じ道に進みます!ただし現状の返済をストップしてブラック覚悟ですけど
(>_<)プ○ミスさんにはS6○年からH1○年間は2回の分断が有りますが支店に直接確認して一本の契約と言う事を取り付けて来ました。このブログで参考させて戴き感謝申し上げますm(_ _)m弁護士も嶽不治さんは後ろ盾が無いため厳しいと言ってましたのが心配ですが…
2008/12/18(木) 17:39 | URL | きよはら #qxFpY3HE[ 編集]
きよはら様
きよはら様
wakaです。初めまして。
私も武富士・アコム・レイク・シンキ・三洋信販の5社と訴訟しております。
5社別々で簡裁にて訴訟中です。
今日で、とりあえず5社とも第一回口答弁論が終わりました。
次は来年となりますが、今から次回への傾向と対策です。
ただ、カンリショク様のように前例の少ない案件ではないので
何とかなりそうですけど・・・・
きよはら様も損害賠償+慰謝料で戦うおつもりでしょうか?
個人的には賛成です。
現在、訴訟中で思う事ですが、以前、カンリショク様もおっしゃっておられましたが、
200%で戦って減額和解しても100%以上(元本+利息+費用)ならOK!
って・・これ正解だと実感しております。
私みたいに上限100%で争っておりますと、80%(元本)くらいで
和解しなさいモード突入です。
かなりの重圧です。こちらの簡裁に限っての事かもしれませんが・・
今日、レイクの訴訟続行を伝えたのですが・・
私「あのー、すみませんレイクの案件、和解ではなく、続行したいのですが・・」
書記官「和解しないんですか?」
私「せっかく、私のために助言してくださってるのに、申し訳ありません」
書記官「わかりました」←少しムッと
大げさですが、裁判所を敵にまわした感じです。
私からすれば、訴訟したのに訴訟前の提示金額と同額で和解できるわけありません。
あー話が長くなってしまいましたが、きよはら様も色々とあると思いますが、
カンリショク様も応援してくれると思いますし、がんばって下さいね!
陰ながら応援してます。

2008/12/19(金) 22:13 | URL | waka #mQop/nM.[ 編集]
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