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武富士29
悪意を有しつつ、制限超過部分の支払を請求して、これを受領したこと
(=悪意の受益者は不法行為を構成する
武富士30
借主は利息制限法及び貸金業法の内容を承知すべきであるとはいい難い、サラ金が法令を熟知すべき貸金業者であることから、借主に過失相殺はない

上記で悪意の受益者であれば、不法行為となり、借主に過失相殺も認められないことになりましたが、ではその損害賠償額はどうなのかについてです。

【裁判官の判決理由要旨】
過払元金相当額の損害及び確定遅延損害金が発生したということができるが,原告の精神的損害については,被告が請求して受領したのは貸金業法所定の手続をとっていればその受領が許される原告と被告との約定の範囲内の金員であること(弁論の全趣旨)にかんがみると,過払元金相当額の損害及びこれに対する遅延損害金の支払をもって,慰謝され,このことは,予備的請求においても異なるところはないと解される。

【判決理由で示されたこと】

損害賠償額=過払い金相当額+5%の遅延損害金

慰謝料は損害賠償金(過払元金相当額)と遅延損害金の支払で慰謝される

さらに、訴訟費用は折半となりました。

この裁判で過払い金返還訴訟における、借主側に有利な画期的判断がなされた部分は、

告知義務違反や架空請求の事実を問わず、

悪意の受益者であれば利息制限法を超過した利息収受は

不法行為となる

判断をしたことです。

不法行為の立証は原告側にありますが、
約定利率での取引履歴をもって不法行為が立証されたことになります。

私が知る限りでは、不当利得返還請求の時効前の案件で不法行為が認められた判決はありません。

逆に、不法行為で慰謝料を請求される方の判決事例としては、慰謝料の支払いを認めない前例となってしまいました。
自分にとっては、元々ダメモトでの慰謝料請求でしたから、まぁ良いとしても、
架空請求について論じられないまま、慰謝料について判断されなかったのは残念です。

また、不法行為を認定しながら、訴訟費用について折半となったのも、納得のいかない点ではあります。

しかし、不法行為が認められた事で、

不当利得返還請求の時効が10年であることで、

過払い金返還をあきらめていた人にも、

提訴をすれば返還される可能性が出てきたこと

はここまでやってきて報われる部分です。

不法行為による損害賠償の請求権は、損害及び加害者を知った時から三年間行使しないときは,時効によって消滅する。
不法行為の時から二〇年を経過したときも,同様とする。

となっていますから、相当数の人に、しかも多額に返還の可能性があります。

時効の起算点についてはまだ、最高裁で争いがあるようですが、1月20日に弁論が開始されるようです。
今後の過払い金返還請求に大きな影響がありそうですので注目されます。

また、本人訴訟でもここまで出来たのですから、弁護士さんや司法書士さんにも、もっと不法行為で訴訟を起こし、その本職たる気概を見せてほしいところです。


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コメント
この記事へのコメント
定番になりそうですね。
お見事!です。ぼくは、訴状の雛形に合わせて急ぎ足で仕上げてしまったこともあり、不当利得返還と損害賠償の区別も分からないまま、提訴してしまったので…。でも、一応は履歴の不開示(改竄)等による損害賠償も付けてあります。
しかし、不法行為オンリーでいってみる、という手もアリでしたね。破れて控訴、というシナリオもアリだし。
続編、期待しています。
2009/01/19(月) 04:08 | URL | 豆の木 #-[ 編集]
Re: 定番になりそうですね。
定番まではまだまだですよ。
やっぱり弁や司がやらなければ本人訴訟で踏み切れる人は少ないと思います。

武はどんな控訴理由を主張してくるのか、今度は前回のダメ弁ではないと思います。
でも、前回は弁を探すのに相当時間がかかったみたい。
弁もあまりサラ金の受任はしたくないのかなと思います。

武の早期解決は諦めて次行ってみます。
2009/01/20(火) 01:52 | URL | カンリショク #-[ 編集]
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